練をやさしく愛したい。そう思うけれど、激情に駆られて激しく苛めてしまう。
韮崎は激しく練を突き上げながら、韮崎の上で妖しく快楽の声をもらす練を見上げてそう思った。

「はぁ……あ……、んっ──……っ…」

韮崎が練のスポットを下から擦り上げると、練が激しく韮崎を締めつけた。
「ダ…メ……、そこ……、ま…た…いく……」
ピンク色の屹立した練のペニスがピクンピクンと持ち上がり、透明な滴がじわりとにじみ出る。
ニヤリと韮崎は口をゆがめ、さらに奥深く一突きし、掻き回した。

「ヒッ……、あ…あぁぁ……」
苦悶とも歓喜とも分からない呻き声が練の唇から漏れ、恍惚とした表情を浮かべる。

女のようだ。いや、女よりも色っぽい。ゾクゾクと韮崎の背筋に快感がこみ上げてきた。

韮崎の激しい抽挿に責め立てられ、練はこみあがる快感に女のような喘ぎ声を上げ始めた。

「はぁ……、誠一……やめ……やめ……て……」

「じゃ、止めるぞ」と醒めた声で韮崎が言うと「いや……、やめないで……」と 腰をくねらせて訴えた。
韮崎が起き上がり、対面座位になって練を扱くとキリキリと韮崎を締め上げた。

「いきそうか?」と韮崎が聞くと練がうなづき、目を閉じながらぐっと腰を下ろした。

韮崎が練を抱きしめ、練の中に身を沈めると、これまでにない深い練の肉壁にたどりついた。奥底の襞が韮崎をねっとりと絡みとり、眼のくらむ様な快感を与えてくれる。
男娼ふぜいが!と言いながらも鋭い知性を持つ心優しい男を悪魔に変えようと試し、最後には練を苛め抜いて抱いた。

韮崎に攻められ、快感を与えると同時に練も激しく感じ、背を仰け反らせる。
ヒクヒクと腹筋が波打ち、広げた内腿の筋が突っ張っているのをみて、韮崎が腰を引き突き上げた。

「はぁ、ぁぅ……」仰け反った白い首筋から切なそうに声がもれ、キラキラと透明な滴が先端から零れ落ちた。
自分を深いところに納めた練の腹を韮崎は掌で押さえて刺激するとさらに練が締め上げてきた。

「うぅ……、やめ、やめ……て……」
自分を深く納めて、快感を貪る練をもっと虐めてやりたい。韮崎がゆっくりと練のペニスを握り、親指を裏筋に当て精路をさえぎったまま、腰をクラウンドしてこね回した。

「あぁぁぁぁぁ………い…や……ぅ…うぅ…」
精の道を閉ざされ、逆流した練は前と後ろからの快感に悶絶しながら、身を仰け反らせる。腰から全身に細かい痙攣が走り、練は頭をイヤイヤと言うように振った。
「まだ、もう少し愉しめ」と韮崎が言う間もなく、前をふさがれた練の下肢が放出を求めて中で蠢き、韮崎を絞り上げる。
「そんなに感じるか?」と聞かれても練には答える余裕すら無かった。
「くっ……、うぅぅぅ……、あぁぁぁぁ……、も…う………」
練の前を封じ込めたまま、韮崎がゆっくりと抜き差しをすると、練は新たな快感に苦悶し、悲鳴まじりの声を上げた。
「もう…も…う…お願い……いか…せ…て…」
腰をくねらせ、練は韮崎の身体に両脚を絡み付けた。韮崎は練の膝をゆっくりと押しやり、深いところで繋がっていた下肢をゆっくりと離し、練の中から引き出した。
韮崎の傘の部分が練の肉壁をこそげとり、さらに練を快楽に導いた。
「ひ……あ…ぁぁ…、んぅ……」
練の白い透き通るような身体がしなやかにのたうち、腰が前後に揺れる。
再び、韮崎が練の腰を抱えて深く突き込みを開始した。

「あぁぁぁ…あ……あ…ぁぁぁぁ……。いく……」
腰を抱えるために韮崎が手を瞬間放すと、練のペニスからミルキーオパールの精が飛び散った。
対面座位から正常位にと変え、韮崎はまだ逐精しようとする練の精路を親指の腹でつぶして遮り、練の一番感じるスポットを攻め立てた。
「ヒッ……、お願い…変になる…変に……なっちゃう…」
息も絶えだえに訴える練の美しい顔を愉しみながら、韮崎は鈴口に舌を差込み、刺激を与えた。
下半身全体が痺れるようになり、絶え間なく身体の中で快楽が苦悶しながらうねる状態に練は半分意識をなくしていた。
「せい…いち……ゆ…るし…て…」と言いながら、無意識にギリギリと締め上げるのには韮崎もたまらなくなり、絶頂を目指して激しく練を突き上げた。
練のペニスから手を放すと、練の腰がビクンと跳ね上がり、何度目かのミルキーオパールの精が迸った。
練がいくのを見届けて、韮崎は練の中に放出した。
「くっ……」と韮崎が小さく呻く。
トロトロとまだ精を漏らし続ける練のペニスを韮崎が扱くと練は足先までブルブルと震え痙攣を走らせて、またいってしまった。
「あぁぁ……、こんなの…こんなの…、酷いよ…」
目じりに涙をにじませて、練が韮崎をみつめた。
「お前があちこちで好き放題するからだ」と韮崎はつぶやき、練から放れるとバスルームに向かった。
「んじゃ、帰るね」
すっかり、身支度を整えた練が韮崎に言うと、韮崎が練にキラリと光る何かを投げた。
「ピアスじゃん。呉れるの?」
練が受け取ったのはダイヤが入ったプラチナの高そうなピアス。
韮崎は無言で、後ろを向いたまま、バイバイと言うように手を振った。
それ以上、練も何も言わず、そのまま韮崎のマンションから出て行った。



んー、あんまりラブイチャでなくてすみません。
ピアスを上げようと思っていたのに、練があちこちでえろんな男と遊ぶので、韮さま思わず虐めちゃったと言う想定でした。テヘ
消えてしまった奴はもっとえろえろ虐めてたけど、二度目は疲れてしまって、この位にしてみました。アンソロじゃ、もっと頑張りまーす。
で、miaさまにお約束していた龍練を書いてみようと思います。季節柄、クリスマスかお正月ネタがいいのかなぁ。

[2009年 12月25日] やっと、終わった。引っ張りすぎた。すみませーん!韮様が練に惚れてセルフコントロールできずに練をメチャクチャにいたぶるって言うのを書きたいんだけれど未熟ゆえに無理。精進しなくちゃね。

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